一人暮らし

早ければ3月の終わりか、遅くとも4月の初めには家を出ることになりました。大学の近くで一人暮らしを始めます。春からは3年生で、今までの2年間は遠くても約2時間ほど掛けて通っていたんですが、さすがにきつくなってきました。もちろん自分の怠慢ではあるんだけど、休講が重なって1つの授業しか出ない日や、1限のみしかないのにその為だけに朝早くに家を出なくてはならないときには本当に憂鬱になります。せっかく2時間もかけて行ったのに、たった90分授業を受けて即また2時間かけて帰るっていうのは意外にきついです。まぁ、そんなことは我慢するべきなんだろうけど…でも、ちゃんと卒業したいし、かっこよく言えば真剣に学業に集中したいというか…
家族と一緒に家にいると、知らず知らずのうちに私は周りに甘えてしまいます。それが学業の怠慢にも繋がっていると思うのですが、とにかくそれを直したいんです。それと、全く逆の考え方をすれば私はある意味、家族に縛られて生きています。大それたことではないけれど、家族の食事を作ったり、少々の家事をすることはそれなりに楽しいとはいえ結構負担です。でも、もう空気的にやらなきゃいけないなという感じなので、たまに本当に嫌々やってます。それは別に家族が悪いわけじゃないし、うちの家庭環境の宿命みたいなものだから仕方ないんだけど、そういうときは本当にあー、一人になりたいなって思います。結果的には一人になった方が絶対に自分への負担は高まるはずなんだけど、でも、とにかく今は自分の環境を変えて心機一転、4月から勉強頑張りたいって思ってます。
母は恐ろしいくらいに私の気持ちを分かってくれました。金銭面も含めて本当に頼りになるというか、こういう相談をして頭ごなしに怒ってきたり反対してきたりするような親じゃなくて本当に良かったな、嬉しいなと思いました。父はガッカリというか、かなり寂しがっていたけど、反対はしませんでした。ちゃんとした考えがあって一人になりたいと考えるなら、とりあえずやってみなさいと。父は金銭面ではほぼ頼りにならないけれど(ケチだからね。笑)でも、引越しは全部俺が車でやってやるとか、米とかは重いから定期的に車で持って行ってやるよとか言ってくれました。そのときは料理でもしてくれて、泊めてねなんて言っていたけど(笑)
正直、最初は退学の相談をするつもりでした。もう辞めちゃいたいって思ってたから。だけど、話そう話そうって思ってるうちに自分はなんて親不孝なことを言おうとしてるんだろう、と考え直しました。もし、私が「辛いから辞めたい」なんて言ってしまったら、無理にでも行かせるような親ではないから、もしかしたら許してくれるかもしれない。だけど、それは言っちゃいけないんだって思いました。でも、このままじゃいけない。とにかく辞めたいくらい悩んでいることをきちんと親に話すべきだと思いました。それで話しているうちに、たとえ留年してもいいから、ゆっくりでいいから卒業しなさいとか言ってくれて、絶対に裏切れないなって思ったりもしました。留年に関しては入学した頃から言ってたんだけどね。ずーっと面倒見てあげるから、ずーっと学生でいなさいなんて、ふざけてよく言っていたから(笑)
とにかくそうゆうことで、これからは本当に頑張っていかないと。自分のことを全部自分でやって、ちゃんと節約もしなきゃね・・・。