四日間の奇蹟

出演：吉岡秀隆、石田ゆり子、尾高杏奈、中越典子、鳥羽潤
松坂慶子、西村和彦、小林綾子、石橋蓮司、平田満、西田敏行ほか
監督：佐々部清
ストーリーとしてはありふれていたけど、意外にも良い映画で、ちょくちょく泣けた。
自分がもうすぐ死ぬと分かっていながら過ごすというのは、一体どんな気持ちだろう？と想像するだけで辛くて泣けてくる。こんな思いをするくらいなら即死で良かったと真理子も言っていたけど、あの奇蹟の四日間のおかげで自分がいかに愛されていたか、どれだけ価値のある人物だったかを知ることが出来たのだから幸せだったと思う。
一部の人にしか自分が真理子なんだということは明かせなかったものの、それでも最後に施設内を周り、お世話になった人々を眺めながら心の中で最期の挨拶が出来たことも本当に幸せなことだったと思います。
千織役の尾高さんの演技がとても素晴らしかった！
で、今ふと思い出したんだけど、これに似た話って東野圭吾さんの「秘密」でした。小説も映画も観たけど、あれも良かったですね。まぁ、私は「秘密」に関しては小説のほうが好きですけど。

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四日間の奇蹟 (宝島社文庫)