MAKOTO

出演:東山紀之和久井映見哀川翔室井滋ベッキー
河合美智子、リリィ、小堺一機、中島敬江、別所哲也佐野史郎武田鉄矢ほか
脚本・監督:君塚良一

え?終わり?と思った。結局、散々謳っていた真実の愛って何だったの?‘亡き妻が伝える真実の愛’とは?何が愛だったの?
‘衝撃の真実’というのにも疑問を感じます。何をもって衝撃だというのか。どこが衝撃だったのか。私には衝撃的とは思えませんでした。
ということで、ストーリーに関してはほぼ感情移入できずに終了。
しかし、武田さんの演技は良かったですね。ラストにもう一度出てくるかなと思ったけど(マコトに礼でも言うかな?なんて)、それはなかった。まぁ、その方がリアルですけど。
それにしても、長い映画だった。というか、長く感じた。結構ゆったりたっぷり撮っているなと感じた。マコトが帰宅して電気を点けていくシーンにしても、マコトが花火会場でエリを探し彷徨うシーンにしても長い長い。異様に長い。
無性に気になったことが一つ。いや、気になったことと言うよりは不愉快だったことと言ったほうが正しいかもしれませんが、ベッキーさんの役柄についてです(ベッキーさんそのものについてのことではない)。なぜ、あんなにもはっちゃけた雰囲気の女性が必要だったのか。解剖をしながらの軽率な発言や不謹慎な行為。あえて、あんなふうな性格の役を作る意味ってなんだったんだろう?と疑問に思いました。ただ、不快でしかなかった。意味のないことは嫌いなもので。いくらなんでも、あんな解剖医います?

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