死に花
出演:山崎努、青島幸男、谷啓、長門勇、藤岡琢也、松原智恵子、星野真里、加藤治子
森繁久弥(特別出演)、宇津井健ほか
監督:犬童一心
勝手に暗い内容かとばかり思っていたけど、実に明るく痛快な話だった。ありえないんだけど、夢があって良い。山崎さんが言っていたようにこれは穴掘りの映画です(笑)
藤岡さんと宇津井さんを見て「お!これは新旧、渡鬼の幸楽主人の共演じゃないですか!」と思った。藤岡さん、元気に回復されたのでしょうか。心配です。
それにしても本当に平均年齢が高い。しかし、そのパワーは侮れない。この映画を観て思いました。人間、体は衰えてもきっと心は子供のままなんだって。子供のままというと語弊がありますが、いつまでも溌剌としていて夢を忘れない。だから、いくつになっても輝いていられるのだと思います。
生きている限り老いは必ず誰にも訪れる現象です。しかし、いつまでも心に希望を持ち続けていれば心の老いは止められる気がします。老人だからといって、私たち若者が考えているような暗くてジメジメした世界にいるわけではない。私たちと何ら変わりない同じ世界にいるのです。
夢のある話です。単純に深く考えすぎずに観ることができるのもすごく良いです。若い人はもちろんだけど、やっぱりこれは老人が観たら面白いんじゃないかな。
私は資格を持っているので将来は老人ホームで働いてみるのも良いかなーなんて思っているんですが、有料老人ホームっていうのもなかなか良いですね。白寿のパーティーとか結構盛大で楽しそうだった。なんせ施設がめちゃめちゃ綺麗で良いね。
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