12人の優しい日本人

出演:大河内浩、加藤善博、梶原善山下容莉枝上田耕一豊川悦司、二瓶鮫一、中村まり子、村松克己、林美智子、相島一之塩見三省ほか
原作:三谷幸喜東京サンシャインボーイズ
監督:中原俊

セリフが舞台とほとんど一緒で驚いた。あまりにも一緒なんでどうしても舞台版と比べてしまう。
笑えるところはまったくなかった。内容知ってるっていうのもあるけど、舞台版の方は何度観ても笑えるのに変だな。間とかタイミングとかが最高だもんな、舞台は。出演者全員が先天的にコメディの才能がある人たちだったんだろうなぁ(笑)
あと、映画は話が分かりづらい。ゆっくりじゃなくて良いとこゆっくりで詰めなくて良いとこ詰めてるから、調子狂う。
まぁ、どれもこれも舞台を観てしまった後だからこその感想なんだろうけど。
それにしても相変わらずあの人は演技が下手だ。見ていられない。誰とは言えないけど、前からずっと思ってたんだよね。兄も下手だと言っていました。どうしてなのか。この人は昔から演技が下手だったのか?兄の見解によると‘衰えた’ってことらしい。劣化したようです。って、好き勝手なことを言ってますが、私が唯一演技が下手だと思う役者なので、語らずにはいられなかった。だって、唯一だもん。私、ドラマとか映画とか観てて「コイツ演技下手だな」って思うことはそんなになくて、まぁ、たまにそんなふうに思っても、それはアイドルだったりまだ若手だったりするわけです。
まぁ、こんな話どうでもいいですね。単に私が嫌いな演技の仕方っていうだけかもしれませんし。
これは舞台も映画もですが、相変わらずピザパイはピザパイでした(笑)やっぱ変でしょ、三谷さーん。大げさじゃなくて、ピザパイなんて言葉生まれて初めて聞きましたよ?
まぁ、とにかく、映画版は舞台に比べて(もう比べるなっつーの)後半の勢いが全然なかったので物足りませんでした。9号と11号のやりあいもまったく迫力ないし、盛り上がらないし、ジンジャエールって言うタイミングも早すぎるし…。
これ観てると無性に舞台版が観たくなります(笑)

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