輪廻

出演：優香（杉浦渚）、香里奈（弥生）、椎名桔平（映画監督・松村）、杉本哲太、小栗旬、松本まりか、小市慢太郎ほか
監督：清水崇
輪廻転生の考え方はわりと信じるほうですが、あんな輪廻ならお断りしたいな。恐ろしいよ。
まぁ、でもホラー映画にしてはそんなに恐くなかったから良かった。リングや着信アリみたいな怖さだとトイレに行くのも嫌になっちゃうからね。ただし、登場するお人形さんはまじに怖い。動きも怖い。
優香さんは良い演技をしてましたね。ラストなんか衝撃的です。優香さんが怖くなっちゃってましたから（笑）
あんまりネタバレするのも良くないですが、殺された千里ちゃんの生まれ変わりは一体誰なのかって疑問が前半はあって、色々なことが段々分かっていくんだけど、あぁ千里ちゃんはあの人だったのね、というか渚はあの人の生まれ変わりだったのねと謎が解けていく。
テンポが良くて展開も早いので飽きることなくストーリーにのめり込んだ。今まで観た、いわゆるホラー映画の中では一番好きな作品になったかもしれない。怖さのレベルでいえばそんなでもないんだけど、ストーリーとしては結構良い。よく出来てるなと思った。どんでん返し的なこともあるし、単純に面白かった。
それにしても生まれ変わりって本当にあるんですかね。あるとしたら次に生まれてくるときは男がいいな。
昔、すんごい好きな男の人がいて、好きで好きで仕方なかったんだけど、その恋は叶わないって分かってた。そんなとき「あー、私、男に生まれてくれば良かったな」って思った。それは、この恋に出会いたくなかったからじゃなくて、男に生まれていたら自分はこの人と距離を縮めることも離れることも考えなくて良くて、そんな特別な距離感なんてどうでも良くて、きっと永遠に仲良しの友達同士でいれたのになって。そしたらこの人をずーっと見ていられたのになって。男女関係なら別れちゃうこともあるけど、男同士の友情ならきっと壊れることもないもんね・・・
だけどね、女に生まれなければこの人に恋をすることもなかったし、こんなに温かい気持ちになることもなかったんだって考えるとやっぱり女で良かったんだけど・・・ん〜やっぱり切ないですね、片思いっていうのは。
って、なんで「輪廻」からこんな話に脱線してしまったのでしょう(^▽^;)
夏だからかな(///∇//)なんてね（笑）

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