悲しかったけど、忘れたくない夢

さっき見た夢。
家族が死んだりする夢を見て、泣いたことは何度かあったけど、それ以外で夢の中でこんなに泣いたのは、たぶん初めて。
自分にとって本当に切ない夢だったけど…なんとなく忘れたくないので、書く。
大好きな人がやっと自分を捕まえにきてくれて、やっと振り向いてくれて、それは、感動にも近い感情で、嬉しくて嬉しくて…本当に今、目の前にいるこの人は私を選んでくれてるのかな?間違いじゃないのかな?本当に自分を好きになってくれたのかな?なんて、信じられなくて。それくらい、今まで生きてきた中で一番嬉しい出来事のように感じられて…
だけど、次の瞬間に、なぜだか急にどっと深い悲しみに襲われて…ふと気付くと、もうその大好きな人の姿はなかった。私は周りの人に大泣きしながら「どうして夢なの?なんで現実じゃないの?!」って聞きまくって、みんなは何故か「ごめんね」って顔してて…「堪えなさい、耐えなさい」って。
「さっきのはなんだったの??あの笑顔はなんだったの??」って、本当に胸が詰まって痛いくらい夢の中で泣いた。
そして、起きた。
真っ暗な自分の部屋で、本当に悲しかった。そして、寂しかった。自分は間違いなく独りぼっちなのだと実感した。
しばらくして、ちゃんと目覚めてからは、喪失感みたいなものはもうすっかり無くなっていたけど…どうしてあんな夢なんか見たのか自分でも全然分からない。潜在意識ってやつなのか。
そんなことばかり考えて生きてるわけじゃないのにな…むしろ、ここ数日はもう考えるのはやめようって、恋愛のことなんて、すっかり頭の隅に置いていたつもりなのに。
逆に自分で「私って、そんなに彼が好きなのかな?今はもうそんなでもないのにな。落ち着いてるのにな」なんて思ったりして(笑)
本当にもうこんなに落差のある悲しい夢は見たくありません(泣)