青いうた〜のど自慢 青春編〜

出演:濱田岳冨浦智嗣落合扶樹、寺島咲
緑魔子団時朗甲本雅裕、木下ほうか
豊原功補由紀さおり生方恵一、赤城麗子、平田満斉藤由貴ほか
監督:金田敬

意外に良かった。最後、木綿のハンカチーフのところでは泣きそうになった。歌詞がぴったりでね。
♪恋人よ 僕は旅立つ 東へと向かう列車で 華やいだ街で 君への贈り物 探す 探すつもりだ
いいえ あなた 私は欲しいものはないのよ
ただ 都会の絵の具に染まらないで帰って 染まらないで帰って
恋人よ 半年が過ぎ 会えないが泣かないでくれ 都会で流行りの指輪を贈るよ 君に 君に似合うはずだ
いいえ 星のダイヤも海に眠る真珠も
きっと あなたのキスほど 煌めくはずないもの 煌めくはずないもの

この歌は前から知ってたけど、こんな歌詞だったとは注目して聴いたことなかったから知らなかった。
しかし、現代の設定にしてはずいぶん昔の若者を描いているような気もした。もちろん今っぽい部分はたくさんあったわけだけど、今どき中卒がざらだったり、中学で留年?があったりと少し疑問が残りつつ。
でも、面白かった。ちょっと飽きてきたな〜と思ってたら後半からぐっと面白くなってきたし。
ひとつ、あえてこうしてほしかったなという部分を挙げるとすれば、東京に出てきた達也がもっともっとボロボロになってしまっていても良かったかなと思う。ハッピーエンドは嫌いじゃないんだけど、達也がラーメン屋で3人の歌をのど自慢で聞きながら涙するシーンに「だけど、もう戻れない」くらいの悲しさがあっても面白かったのかな、と。もっと完全にヤクザの世界にドップリはまってしまっているとかね。
けど、そんな絶望的にする意味はないか。達也が帰ってきて、良太も恵梨香も嬉しそうだったし、エンドロール後の達也と恵梨香の会話も良かった。
にしても、濱田くんも冨浦くんも落合くんも寺島咲ちゃんもみーんな自分より年下かぁ…。なんか、、、しみじみ(笑)若いって良いな。青いって良いな。