昨日の夜中ずっとNHKでやってた水谷修先生の番組を観てた。正直、辛い話ばかりでずっと涙が止まらなかった。自分の幸せを改めて日々意識して生きようと思った。
最後、水谷先生がこれはどの公演でも必ず話すようにしているという、HIVに感染し死んでいったアイという少女の話をされていた。これ、どこかで聞いたことがあるなと思って記憶を辿ってみたら、高校生のときに川崎の労働会館で水谷先生の公演を聞いていたということを思い出した。公演の記憶はもちろん強烈であったので覚えていたが、そうか、あれは水谷先生だったのかと今になって気がついた。そして、その当時も自分は泣いていたということにも気がついた。全校生徒のほぼ全員が泣いていた気がする。
本当にすべての公演でアイという少女の話をしているんだなと思った。私は、アイさんのことだけでなく、水谷先生が話してくださった少年や少女の話はおそらくこの先、一生忘れないだろうと思う。