星になった少年

出演：柳楽優弥、常盤貴子、高橋克実、蒼井優
武田鉄矢、倍賞美津子ほか
監督：河毛俊作
まさか自分がこの映画で泣くとは思わなかった（笑）本当にここ近年涙もろくて困る。
今まで生きてきて像を可愛いと思ったことはなかったけど、これを観て「像って可愛いじゃん！」とか思った。優しい目が素敵。
柳楽さんは本当に像使いの訓練を受けたんですよね。像と仲良しなのが画面に出ていて、本当に動物好きなのかなぁと感心した。
いじめについての描写はもっとリアルに描いても良かったんじゃないかなと思った。家族の人間関係とかは、すごくリアルで微妙なぎこちなさがよく表されていたと思う。再婚うんぬんの問題じゃなくて、あんな感じの家族って結構多いと思う。なかなか自分の本当の想いが相手に伝わらない。親子関係でさえ、というか親子だからこそお互いの気持ちが理解し合えなかったりする。だから僕は像になりたいときがある、と言った哲夢の言葉が印象的。
ラスト、母親が息子の本当の気持ちに気づくシーンは、内容としては読めたんだけど、やっぱり泣けてしまった。

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