東京タワー
出演:黒木瞳、岡田准一、松本潤、寺島しのぶ、平山あや、半田健人、加藤ローサ、筒井真理子、未来貴子、銀粉蝶、宮迫博之、石橋蓮司、Mylene Domongeot、余貴美子、岸谷五朗ほか
原作:江國香織
監督:源孝志
不倫する男女っていうのはsexなしで夜を越えることが出来ないのか。ぶっちゃけ「ヤリたいだけじゃんか」としか思えない。若い男女よりもよっぽどお盛んなようで、だけど、そこに愛が感じられれば良いんだけど、そんなふうでもない。性欲しか感じられない。
愛にsexは付き物。付き合ってれば当然することだし、「神聖なものだ、簡単にするな」なんて考えもまったくない。そんなもんムラムラすればヤルんだし、ヤッてから愛に気づくこともあれば、生まれることもある。だけど‘欲’しか頭にないのはただ汚らしいとしか思えない。割り切って付き合ってるのなら全然構わないんだけど、さも純愛かのように酔いしれているのがいけ好かない。ヤリたいだけだと認めなさい。
家庭も失いたくない、年下男も失いたくない我が儘な女が不倫に走りますよってことを伝えたいだけなのか。不倫なんて男も女も都合が良いばかりで現実逃避してるだけじゃない。「結婚してから他にもっと好きな人が出来たんなら別れて結婚しなさい」と言いたい。「そういう問題じゃない、そんな簡単にはいかない」とは言わせません。どっちも失いたくないって考え方がダメなんだよ。まぁ、詩史は結局最後には透の元へ行きましたが。だけど、所詮は不倫だったから盛り上がってたに過ぎないんだから、お互い本当に手に入れたところで、もうこれ以上燃え盛ることはないでしょう。冷めていく一方。障壁があったからムキになって燃えてただけ。ロミジュリ効果ですよ。
それにしても、どの濡れ場シーンにしても全然エロく感じないのがビックリです。どうしてこんなにもエロくないんだろう。
どちらにしても、そもそも「蝶の舌」の後に観たのがすべての間違いでした。
まぁ、だけど、こういう恋愛もありますよね。私は不倫というものの経験がないので、年齢的にもまだ年下男にハマる年齢でもないし、だから理解が出来ないだけかもしれません。私がいつか不倫もしくは年下男にハマった際にはまた観てみても良いかなとは思います(笑)
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