僕はラジオ

出演:キューバ・グッディングJr.、エド・ハリスアルフレ・ウッダード、S・エバサ・マーカーソン、デブラ・ウィンガー、クリス・マルケイ、サラ・ドリューほか
監督:マイク・トーリン

この映画は高校生のときに親友が良い映画だよと教えてくれて、最近ふとそのことを思い出したので、借りてみました。確かに良い映画でした。
「人のために何かをするのは間違いなんかじゃない」
胸を打つ言葉でした。きっと誰かにこんなふうに言ってもらえたら、正義を貫く強さを貰える気がします。大切な人に言われたら、きっともっと強くなれる。
正しいことを貫く人ほど強い者はいない。その強い信念には誰も敵わない。最後のハロルドの理髪店での演説には、胸が熱くなり感動して涙がボロボロこぼれました。ゆっくりと静かに、しかし強く感動できる映画です。
ラジオの物語として観るよりはハロルドに視点をおいて、彼に感情移入して観てみると良いと思います。実際、映画自体もラジオに視点をおいているというよりはハロルドに視点をおいていて、彼の苦悩や信念を描いていたので共感できたのだと思います。