フリーズ・ミー
出演:井上晴美、鶴見辰吾、北村一輝、松岡俊介、竹中直人ほか
監督:石井隆
ものすごく恐ろしい映画だった。幽霊とか呪いとかが題材だったりするホラー映画よりも、人を殺す、人に殺されるっていう恐怖のほうが胸にズシンとくるね。思わず手で顔を覆ってしまうくらい苦痛だった。
にしても、レイプとか強姦する男って最も最低だね(最もって言いきっちゃったよ)まぁ、でも相当極悪なことは確かだよ。あの3人は殺されて当然なことをしたね。
ラストのシーン、チヒロの裸体の後ろ姿を見て、井上さん相当スタイル良いなと思った。胸もかなり大きいし。でも、そのワンシーンはなんとも言えない絶望感と切なさと悲しみとが織り混ざっていて、本当になんて可哀想な女性なんだと辛くなりました。なんでこの人はこんな酷い目に遭わなくちゃならなかったんだろう…って。
自分が同じ立場だったら、どうするだろうと考えた。まぁ、どの時点からっていうのが結構重要だけど。私ならレイプされた時点だったら、確かにチヒロと同じで多分警察とか家族には言えないと思う。痴漢ですら言えなかったくらいだから。でも、5年経ってそいつらが今の自分に会いに来たら…写真ばらまくぞ!とか脅されても、きっと警察に相談するね。5年も経ってれば実はねって親にも言える気がするし、また言いなりになって同じ目に遭うなんて絶対にない。チヒロが「ばらまけば」って言ったら、北村さんが(役名忘れた)裸のまま出て行って写真を隣とか向かいの郵便受けに入れ始めたけど、私ならそこで鍵をかけて締め出して、警察呼ぶね。だって奴は裸だし、服は部屋の中。別に今更写真ばらまかれたって良いもん。どうせ知らない人に見られるだけだし。今の彼氏はもう仕方ないから諦める。理解してくれたら、それはそれで良かったなと思うけど。大体、一度会社に行くことが出来たんだからそのまま帰らないで逃げちゃえば良かったのにな。映画になりませんけどね(笑)
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